
はじめまして。
当ブログを運営している「燃え尽き太郎」です。
このページでは、私がどんな人間で、どんな想いでこのブログを運営しているのかをご紹介します。少しだけお付き合いください。
はじめに
「このまま今の会社にいて、10年後どうなってるんだろう」
「それなりに結果を出しているはずなのに、なぜか満たされない」
「独立や副業も気になるけど、何から始めたらいいのかわからない」
そんな風に感じたことはありませんか?
実は、かつての私もそうでした。
大きな失敗をしたわけでも、ものすごい成功を収めたわけでもない。けれど、何かが“違う”気がする・・・。
このブログは、そんな違和感を抱えながらも、前に進みたいあなたに向けて書いています。
この記事では、筆者である私自身のこれまでの経緯と、なぜブログを通じて発信しているのかをご紹介します。
私が“組織で働くこと”に違和感を持った理由
私が新卒で入社したのは、大手物流企業。大手アパレルのお客さんのサプライチェーンや現場マネジメントに携わり、100名規模の現場の立て直しと改善を任されていました。
その後、スタートアップに転職。未経験ながら、営業と事業開発を兼務し、大手企業との提携など、様々なチャレンジも経験しました。
それなりに成果も出していました。年間1億の売上を作ったこともあります。
でも、ふと気づいたんです。
「頑張っても、正当に評価されるとは限らない」
「組織の論理と自分の想いが、どんどんズレていく」
それまでは、スタートアップならではの部活感があり楽しかったです。
スタートアップが成長しシリーズが進むにつれ、採用も加速し、従業員も増えます。そして、以前のような部活感はなくなり、外部から高給で採用してきた、経歴だけはご立派な役員が上司につくと、一気に雰囲気が変わってしまいました。
改革・改善と称し、数値だけを追う机上の空論ばかりの横文字オジサンだったのです。
そして、ある日を境に、組織は音を立てて崩れていきました。
信頼していた同僚たちも同様の想いを抱えており、気づけば皆同じタイミングで退職届を出していました。
同僚と自分の中にぽっかりと穴が空いたような感覚が残ったのを覚えています。
独立して気づいた“自由”の落とし穴
「もう組織には頼らない」
そう思って私は独立を決意しました。
当時の私は、「何とかなるだろう」という勢いと楽観に支えられていました。
家族には反対もされましたが、「大丈夫だから」と押し切って起業。未経験な分野でも、「勉強すれば何でもできる、なんとでもなる」と、妙な自信があったのです。
けれど、現実は甘くありませんでした。
最初の数ヶ月は、お客さんをひとり獲得するのにも一苦労。
案件がない不安に耐えきれず、「とにかく仕事を取らなきゃ」と短納期・低単価の仕事ばかりを受けていました。
気づけば、納期に追われて深夜まで作業。睡眠時間は削れど、利益はほとんど残らない・・・。
“自由に働ける”はずが、いつしか“誰よりも自分を酷使する”働き方になっていたのです。
ようやく気づきました。
「“自由”は、すべてを自分で選択するという責任の裏返しだった」
一人で抱え込んでいた限界。
そして、がむしゃらに走り続けることでは、理想の働き方には辿り着けないという現実。
それでも、私はもう一度立ち上がることにした
限界まで頑張った先にあったのは、燃え尽きた自分でした。
一度立ち止まり、自分の心と向き合うことにしました。
「なぜ疲れてしまったのか」「何を大事にしたいのか」
そんな問いを、ひとつずつ自分に投げかけながら、生活や仕事のスタイルを見直しました。
そして、自分と向き合う中で、気付きがありました。
「“違和感”や“しんどさ”には、ちゃんと理由がある」
「それを言語化して、誰かと共有できたとき、人は少しだけ前に進める」
私は、過去の自分のように、モヤモヤを抱えながら頑張る誰かに寄り添いたい。
そんな想いから、このブログを始めました。
このブログで届けたいこと
このブログでは、以下のようなテーマを発信しています:
- 燃え尽きそうな心と向き合うヒント
- 副業や独立のための現実的な準備
- AIやツールを活用した自分をラクにする技術
- “地味だけど大事なこと”を言葉にする、裏方仕事の哲学
私は本業で、多くのビジネスマンや起業家と接してきました。
その中で、こんな声を何度も耳にしてきました。
「情報が多すぎて、何が正しいかわからない」
「副業や起業に興味はあるけど、一歩踏み出せない」
そうした声に触れるたびに、「もっと地に足のついた情報や視点が必要なんだ」と感じています。
いわゆる“キラキラ起業”ではなく、現実に根ざしたキャリアのつくり方。
無理しすぎず、それでも少しずつ前に進むためのヒント。
このブログでは、そんな「リアルで実用的な情報」を届けたいと思っています。
「起業しろ」「すぐ会社を辞めろ」と言いたいわけではありません。
でも、働き方にはもっと選択肢があるし、自分を大事にできる道もある。
その気づきと選択のヒントを、この場所から皆様にお届けできたら幸いです。